ルーフボックスのブランド
2018/09/02
世界的にルーフボックスを作っているメーカーは色々とありますが、日本においてはTHULE(スーリー)・TERZO(テルッツオ)・INNO(イノー)の3大ブランドが多く流通しています。
この3大ブランドは日本車向けのベースキャリアも多く取り揃えられているため、この中から選ぶのがいいでしょう。
逆にこれ以外のブランドは、ベースキャリアを販売していない場合もあるので、もし購入する場合は注意が必要です。
3大ブランドには、それぞれにデザイン・機能で特徴があるので、自分のスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
THULE(スーリー)
スウェーデンの世界最大のカーキャリアメーカーです。
THULEは、ドイツにあったジェットバッグ社を買収した経緯があるため、ルーフボックスのことを『ジェットバッグ』と呼んでいることもあります。
世界最大とあって、ルーフボックスのバリエーションは1番多く、利用用途に応じて細かく商品を選ぶことができます。
それに加え、外車のカバー率が高いのも特徴です。
THULEの製品は、作りがしっかりしていて、無駄のないスタイリッシュなデザインが人気の要因となっています。
また、アクティブなライフスタイルを喚起提唱しており、自転車用のサイクルキャリアやカヌー・カヤック用のアタッチメントなど、様々なアクティビティの専用品が販売されています。
INNO(イノー)
日本のカー用品メーカーであるカーメイトのカーキャリアブランドで、2005年まではRV INNO (アールブイ イノー)という名称でした。
3つのブランドの中では比較的価格が安いので、価格をなるべく抑えたい人にはおすすめのブランドです。
ブランド名の由来は「innovation(革命)」で、開発ポリシーにもなっています。
INNOのエアロベースは、車との一体感が高く、風切り音を大幅に低減するバー形状で、2015年にグッドデザイン賞を受賞している製品で、高い技術力を持っていることが伺えます。
現在はアメリカやヨーロッパ各地で販売されており、グローバル企業として名を馳せています。
また、カーメイトからAR技術を使った、ルーフボックス仮想取り付けアプリが出ています。
このアプリを使えば、自身の車にルーフボックスを取り付けた時の雰囲気を見ることができます。
アプリは無料でダウンロードできるので、ぜひ購入前にシミュレーションしてみましょう。
TERZO(テルッツォ)
自動車用ランプなどで知られるPIAAが手掛けるカーキャリアのブランドです。
日本車を中心に展開しており、軽自動車用のベースキャリアも豊富です。
高さを抑えた平たいルーフボックスのローライダーシリーズが有名で、車高をあまり上げたくないユーザーにおすすめ。
PIAAの公式サイトにはルーフボックスシミュレーターもあるので、シミュレーター内で色々試してみてから決めるといいでしょう。